山形大学は、日本初となるIR(Institutional Research)専門の履修証明プログラムを完全オンラインで提供し、学内外から高い評価を獲得。その教育体系にデジタル証明書を導入することで、修了証発行の効率化と受講者利便性の向上を同時に実現しました。


山形大学は2020年、日本初のIR専門履修証明プログラムを開講し、データ分析・可視化・レポーティングを体系的に学べる教育環境を整備してきました。同プログラムは講義動画とリアルタイム授業を組み合わせた完全オンライン形式で、国内外から受講可能な点も特徴です。
しかし、修了証発行は紙中心で、人手・時間・郵送コストが運用負荷となっていました。国際的な学修歴デジタル化の潮流や政府によるDX推進、さらに修了生からのオープンバッジ要望も高まる中、山形大学はDigit.inkのデジタル証明書を導入。業務負荷の軽減に加え、学修成果の国際的通用性と受講者の満足度向上を実現しました。

山形大学は、IR人材育成に特化した日本初の履修証明プログラム(山形大学OIRE)を提供し、学校教育法に基づく「学長名の履修証明書」を授与しています。
本プログラムはすべてオンラインで提供され、オンデマンドの講義動画とリアルタイム授業を組み合わせた全国・海外から受講可能な学習環境を実現。
継続学習の機会も充実しており、プログラム終了後も翌年2月末まで教材へアクセスでき、翌期の授業をオブザーバー受講できます。プレゼンテーション発表会や個別指導等、米国IR教育の教授法を応用した実践的構成により、データ処理・可視化・報告スキルを体系的に養っています。


IRプログラムは年間修了者数が少数である一方、紙の証明書を発行するために、印刷・封入・郵送・記録管理といった煩雑な作業が発生していました。大学初の取り組みであったため、データ収集や管理体制の整備にも時間を要し、他プログラムへの展開にも障壁がありました。
また昨今、学修履歴の証明のデジタル化は国際社会で主流となっており、政策の意向としてデジタルバッジ発行が求められる場面が増加しました。修了生からもデジタル証明書の発行要望が寄せられ、早期のデジタル移行が必要とされていました。

山形大学は、年間発行数が少ないプログラムでも導入できる「少ロット・低コスト」での開始を重視。Digit.inkの買い切り型モデルはリスクを抑えたスモールスタートに適しており、導入の決め手となりました。
発行業務を進める中で得た知見を活かし、現在は他学部・他プログラムへの展開も進行しました。ID連携や発行プロセスの拡張など柔軟な運用を可能にする体制へ移行しています。
デジタル証明書の導入により、
– 印刷・郵送業務の削減
– 発行スピードの向上
– 修了生の利便性向上
など、紙業務では実現できなかった成果が得られました。


まずはスモールスタートで始め、発行業務を通じて得たノウハウに基づき、他のプログラムにも展開しています。少ロット・低コストで始められる点が導入の決め手でした。

山形大学 学術研究院 教授(企画評価、IR担当)

IRプログラムでのスモールスタートを成功させた山形大学は、今後、学部・大学院プログラムへの横展開を進め、学修成果の可視化を全学的に推進する方針です。
複数部署で発行できる仕組みや、大学のVI(ビジュアルアイデンティティ)に基づくバッジデザインガイドラインの整備など、全学での運用体制構築にも着手しました。さらに、URL埋め込みによるリンク切れリスクの回避策など、デジタル時代の証明書に求められる技術的基盤についてもDigit.inkと連携しながら整備を進めています。
山形大学は、デジタル証明書を活用した学修成果の信頼性向上と教育DXの推進に向け、次のステージへと踏み出しています。
まずは実際に体験してみましょう!試用アカウントの作成は非常に簡単で、担当者とデモンストレーションを予約することもできます。ぜひお気軽にご利用ください。